Multi-Xの以下の機能を利用して、迷路の自動生成を試してみました。
・ハッチング
・複写
迷路作成について
自動で迷路を作成するときの考え方として、以下の3つがあるようです。(ネットで検索)
- 棒倒し法
- 道延ばし法(穴ほり法)
- 壁のばし法
「1.棒倒し法」が比較的楽な方法とあったので、この方法を用いて作成していきます。
ただ、いずれの方法もランダムで方向等を決めないといけないのですが、当然Multi-Xではランダムな数を発生するような機能はありません。
そこで今回は、UWSCというソフトと組み合わせて自動で迷路を生成していきたいと思います。
UWSCについて
UWSCは、マウス操作やキーボード操作を記録して再生することができるソフトです。
システム開発の現場では、長時間の連続稼働試験や、リグレッション試験などを行うための自動化ツールとして使用するケースがあります。
弊社ホームページ上の動画もUWSCを使用して、Multi-Xを操作しています。
棒倒し法では、既に棒が倒れているかどうかの判定がいるようなので、これもUWSCの「peekcolor」関数(指定位置の色を得る)を使用して実現してみました。
実際に迷路を生成してみる
まずは、お試しでA4サイズで作成してみました。
UWSCを実行するたびに毎回違う迷路を生成しました。
A0で生成してみました。
Multi-XではCADデータを、ラスターデータで出力することができます。
この機能を使用して、tiffファイルで出力しました。
以下のリンクをクリックすると、ダウンロードできます。
Multi-Xではラスターデータを読み込むことができます。
[ファイル]-[イメージデータ読み込み]をクリックして、ダウンロードしたファイルを選択することで、Multi-X上に表示をすることが可能です。
動画
A4サイズの迷路自動生成の動画です。