SXFファイルのエクスポートでZIPに圧縮出力することができますが、特定の条件と操作で元々存在したファイルを上書きする状況が発生し、意図しないファイル消失が発生する可能性があります。
まれな状況だとは思いますが、念のために一例を記載します。
- ファイルを読み込む
- 図面の編集を行う
- SXFのZIP圧縮の操作を行う
- ファイルが消失する
SXFファイルを読み込みます。(例ではsampleFileNo1.SFCを読み込み。このファイルが消失します)
読み込んだ図面データを編集します。
(編集しなくても事象は発生しますが、流れとして編集を行います)
SXFのZIP圧縮操作を行いますが、ここのファイル名入力でsampleFileNo1を指定して[保存]をクリックします。
[保存]をクリック後に新しくsampleFileNo1.SFZができますが、元々存在したsampleFileNo1.SFCは消失しています。
sampleFileNo1.SFZを解凍するとsampleFileNo1.SFCが存在しますが、このファイルは既に編集後のファイルとなるために、元のsampleFileNo1.SFCは存在しない状態となってしまいます。
SXFファイルのZIP圧縮を行う出力先フォルダに、すでにSFC(P21)ファイルが存在するときは、ファイル名の指定に注意が必要なようです。