[Multi-X CAD][CADシステム設定]-[座標検索範囲](画面ドット)とKokomite

図形の検索

マウスでCAD上の図形を指示する場合に、画面下部ののいづれかを選択した状態となります。

の選択では、図形をスナップ(検索)しないようになります。

の選択では、図形の端点(線分の端、折れ点、円の中心など)をスナップするようになります。

の選択では、線上をスナップするようになります。

の選択では、線上の交点をスナップするようになります。

の選択では、線上の中点をスナップするようになります。

検索範囲

検索範囲は、[環境]-[CADシステム設定]-[CADシステム設定]内の[座標検索範囲](画面ドット)の項目で数字を指定して設定できます。

検索範囲はドット数で指定となっているのですが、その範囲を画面上に表示することはないので、「検索範囲がわかるといいなぁ」と思っていたのですが、Kokomiteというフリーソフトで実現することができました。

Kokomiteについて

Kokomiteのホームページを拝見すると、

Kokomiteはプレゼンテーションで注目点をわかりやすくするためにマウスカーソルの周りに半透明の円を描画するソフトです。
この半透明の円は常にマウスカーソルを追いかけます。
この半透明の円はキーボード入力やマウスの操作には影響せずに表示のみ行います。

と、あります。

本来の用途とは違うのですが、この半透明の円の大きさを、検索範囲と同じにすることができました。

例えば、検索範囲を20ドットで設定した時は、Kokomiteのサイズ設定を40pxにすることで、検索範囲が画面上で表現できました。

Kokomiteでサイズ設定した値の半分にした数字を、座標検索範囲に設定することで、円の大きさと検索範囲が一致します。

Kokomiteの設定画面

検索範囲の表示

Kokomiteのホームページ

動画

2017年10月31日 | カテゴリー : Multi-X CAD | 投稿者 : HP編集者